HSBCチャンピオンズ―世界ゴルフ選手権観戦 上海滞在記 その2
平成21年11月9日(月)
最終日:
昼過ぎ会場入り。
ペアリングの書かれたパンフが品切れ。11番のティーグランド後方に絶好の観戦場所を発見する。
ティーグランドが比較的小さく、後方の仕切りから、選手まで、3メーター位しかない。選手がやや後方に下がって素振りをすると、ぶっかりそうになる位。
至近距離で、最終組から5組位前の組から、そこに腰を据えて、次から次へと現れる一流プレーヤーのティーショットが見られた。優勝争いをしているプレーヤー全員である。
タイガー・ミケルソン・ワト二―・エルス・グーセン・キム・ウエストウッド・勿論遼ちゃんもである。
改めて感じた事は、プロはいずれも振り抜いてからのスピードがとてつもなく速い。
そしてどのプロもしっかりした、かつ単純なスウィングプレーンをクラブヘッドが描いている事である。
殆どのプレーヤー達の飛球線後方から見る事が出来たので、球筋もよく観察出来た。
このような事は2度と経験出来ないであろう。
これだけでも、このトーナメントを観戦に来た甲斐があったというものだ。
その後は、遼ちゃんの16番(残念ながら、ここでダブルボギー)を見て、その後のプレーは後ろ髪を引かれる思いではあったが、帰りの混雑を考えて、あとはTVでダイジェストでも見ようと会場を後にする。
ホテルに辿り着いた途端にTVのスウィッチを入れると、ミケルソンの優勝を伝えていた。
タイガーや遼ちゃんの順位はその時点では知る由もなし。
部屋でシャワー浴び、一休みした後、南京路・人民広場を湯さんの案内で、散策、のち浅川さんも合流して、上海最後の夜の夕食を黄浦江河畔の夜景の素晴らしい李欣というお店で、鉄板焼きに舌鼓を打つ。
夜景の素晴らしさは、セーヌ川の河畔に似た感じであった。ライトアップされた対岸のビル群は、実にきらびやかである。
黄浦江の川幅は6-700Y程であろうか、遊覧船が多数行き来していた。この川は、上海全域をカバーしたマップによれば、長江の河口付近に注ぐ小さな川のようだ。
極めて内容の濃い上海滞在であったが、これも、浅川さん湯さんお二人のおかげであり、感謝の言葉の申し上げようもない。敢えて深謝!
明朝上海空港FM0815便にて、帰日予定。