スリリングな高速グリーン
昨日、茨城県土浦にある富士OGMゴルフクラブ出島コースで、プレーしたが、ラリーネルソン設計のコースで、フェアウェーは比較的フラットだが、左右どちらかのドッグレッグホールが多く、戦略的にも、ティーショットの落下地点に、神経を使わされる。
おまけに、グリーンが、大変難しかしい。アンジレーションが、複雑で、細かな起伏があり、ラインが、なかなか読めない。
グリーンの速さも2.7メートルとアマチュアとしては、「やや早いグリーン」と表示されていた。プロ仕様としては、2.7メートルは最も遅い範疇だとのことである。
芝の高さは、4.0ミリと言う事であったが、練習グリーンから、随分と早いなと感じた。
印象であるが、我がホームコースTYCCでも、これほどの速さはあまり経験が無い。その上、カップも斜面の途中に切ってあったりで、読みとタッチをマッチさせる事は至難の業である。
ロングパットの場合は、しばしば、偽ダイアモンドに発展する有様であった。
同伴プレーヤーの内、龍ヶ崎CCのシングルの松永彦二先生だけは、オリンピックで、ダントツの15ポイント稼ぎ、彼の知人の中島氏は、8ポイント、先生の夫人幸子さんは、6ポイント、オリンピック言い出しっぺの小生は、僅か4ポイントであった。
Qの読みは、まずまずであったが、日頃の強めのタッチが裏目に出て、3パット続出となった。
我が球友の中でも5本の指に入る、名手松永先生には、あらためて、名門龍ヶ崎CCで鍛えた技の冴えを見せて頂き、流石と感じさせられた。
筆者は、スコアこそ、秘密だが、誠に楽しいラウンドをさせて頂いた。
プロのトーナメントでは、何故グリーンが、超高速なのか?
グリーンの速さに丁度ぴったり合うボールの転がりというのが、あるのではないだろうか。
タッチというのは、それぞれのグリーンの速さにマッチしたボールの転がりをするフィーリングのことを言うのではないだろうか。例えば、芝目の強いコーライ芝の適正なボールの転がりの速さは早く、ガラスのグリーンの場合は、ゆっくりとろとろと遅く転がるように。芝の抵抗(摩擦係数)如何で適正なボールの転がるスピードは変化するのであろう。
微妙なタッチを要求される高速グリーンは、極めてスリリングな状況を作り上げる事となる。
些細な事に対応出来ている状況及びその体現者を傍で見ていると、ギャラリーは、驚嘆し、感動してしまうものである。
それこそが、役者と観客にとっての醍醐味であろう。
超高速を克服できるのは、やはりプロならではの境地と言う事であろう。
<今日の言葉>
気分の演出・気分転換
同時進行・ゴルフ探求はプロもアマも同じ
水滴(雨垂れ)は、岩をも穿つ
結論を急ぐな
メモ魔・沈黙・静寂・無為・アイディア湧出・レポートの意義
人生山あり、谷あり
禍福はあざなえる縄の如し
ストレスを滋養に
廃用性萎縮
安閑は退化に繋がり、負荷は、進歩に繋がる
負荷と休養
百聞は一見にしかず、百見は一行にしかず
些細な事を疎んじてはならない。物事すべて些細な事から、成り立っている。
如かして、些細な事に溺れてはならない。さすれば、途絶に至る。