スポーツパフォーマンス
スポーツパフォーマンスは、真似て、学ぶ事から始まる。学ぶとは真似ぶの訛ったものと思われる。
感性の鋭い人は、真似る事に長けている。理屈ではない。
凡人は、インプット力もアウトプット力も、劣っている為、学ぶのに時間が掛かる。
両者共に一長一短があると思う。
前者は器用貧乏に陥りやすく、後者は覚えるのに時間は掛かるが、習得過程での試行錯誤が、肥やしになって、歩留まりが良く、土台が、堅固である。
この試行錯誤が、大変意味があると思う。試行錯誤をする中で、色々と根を張り巡らす事になり、問題発生時に、自分で考えて行く力が蓄えられる。
このあたりに「名選手必ずしも、名監督たりえず。」の語句のからくりがあるように思う。
単なる真似は、真のパフォーマンスのマスターでなく、砂上の楼閣にしか過ぎない。総てのパフォーマンスには、人それぞれに根拠がある。
名選手が、名監督たりうる為には、如何に、技に磨きをかけ、骨太にしたかに、掛かっているのではなかろうか。
一端頂点に上り詰めた選手が、その後、泥沼にはまり、再浮上ならずというケースは、どのスポーツ界にも、散見される。
いわゆる天才といわれるプレーヤーが、長い選手生命を、全うする為には、人知れぬ大変な努力が、加味されているはずである。
スポーツパフォーマンスは、関節・骨格を、神経・筋腱の生理及び力学の原理に基づいて、協調性制御の元で、無駄なく、連動する事である。
それを達成する為には、練習という作業を反復して、反射を作り上げる事である。
部分部分の練習と総合練習によって完成する。それがその人の感性となる。
これらの成り立ちを理解して、スポーツパフォーマンスをマスターする事が、一番の近道であり、基礎のしっかりしたものとなる。
どのようなパフォーマンス(練習・本番ともに)も、しっかりとしたモチベーションを、持って、楽しんで行う事が、効果的で、最高の演技を生み出す。
自己のパフォーマンスを客観的に時折、評価する事が大切である。
なぜなら、プレーヤーは、自分のパフォーマンスをその場では、感覚でしか確認できない。
その感覚は、かなり現実と異なる事が多い。
<大分別府マラソン>
マラソン会にニューヒーロー誕生・初マラソン初優勝:足立知弥・22歳・タイム2時間10分59秒
マラソン会にも遼ちゃん誕生か!
重心のぶれの少ない、従って身体のぶれの少ない走り。笑顔の走りもまた良し。ストライド走法とピッチ走法の中間か?如何にも無駄なエネルギーは使っていないように感じられる。
今日は久し振りの東京の大雪で、あたりは、まるきり銀世界!
珍しい眺めは大変結構で、我が家の愛犬ミーオは、初めての体験に大はしゃぎだ。
近県ゴルフ場はこれで4-5日クローズとなるのが、ちょっと淋しいが、この間、自宅練習で我慢して、たまった雑用を片付けよう。
<今日の言葉>
名選手必ずしも名監督たりえず。
謙虚さを失うな!
己に厳しく、人には、寛大でありたい。
涼しげなゴルフの実践・涼しげな振る舞い・
相手の立場に立って物を考える姿勢が大切。
初志貫徹・ぶれない・
沈思黙考・瞑想・耳学問
何事も楽しみながら目的意識を持って行うのが、最も効果的である・
唇寒し我がゴルフ・
大きいクラブも、小さいクラブも、体の動き(スウィング)は、何時も同じテンポ、リズム、タイミングで。