「パットはカップインを耳で聞け!」はひょっとしたら迷信かも!
これは、ヘッドアップにより、スウィングセンター(すなわち首の付け根・略第七頸椎あたり)が動いてしまう事を戒めたものであろう。両肩のラインが開いて引っ掛けが多くなると思われる。
しかし2メートルくらいのパットはボールとカップの両方を視野に入れてやると良く入るような気がする。
他の球技は殆どボールとラケットが接触する所は見ていない。その部分は全然不安を感じずに、インパクトしている訳であり、目標だけを見てストロークし、狙った所へ球を送るわけである。
従って、他のスポーツ(野球・卓球・テニス・バトミントン等)に無いパフォーマンスを強いられるから、特に初心者は、動きがぎこちなくなり、どうしてもカップの方を見てしまう。
それなら、いっそ他のスポーツと同じ様に、インパクトを見ずに、狙う方向だけを見てストロークして見たらどうだろうか?
最初はダフリ・トップが多いかもしれない。狙いに対する不安は全く無くなる。安心感がある。
ロングパットは出来るだけ高い姿勢が良いといわれるのは、両者を見やすくするメリットがあるからではないだろうか?
パターのフェイスの向きが頭の中にインプットされていれば、他の球技と同様にタージェットを見てストロークすればよいわけである。
練習によって、このうち方はものになる可能性がある。インパクトさえしっかり出来れば、狙いは抜群によくなるはずである。
しばし試してみる価値あり。
アニカやデュバルがやっているようなルックアップ打法は、追試してみる価値ありと思う。
最初の試みとして、上記「2メートルくらいのパットはボールとカップの両方を視野に入れてやる」のパッティングについて追試してみる。
但し一つ注意しなければならないのは、あくまでも両肩のラインはスクエアを保たねば成らないと思う。結果は後日レポートしたい。