「膝に水が溜まったら!」パート2 ラウンド後の疲労回復
「膝に水が溜まったら!」に対して次のような質問がありましたのでお答えします。
質問
<初めまして、今、家内の膝に水が溜まって大変そうです。
セッティングとは、足をまっすぐに力を入れて伸ばすだけでいいのでしょうか?
その時どのくらいの時間、力を入れていれば良いのでしょうか?>
お答え
<セッティングとは、足をまっすぐに力を入れて伸ばすだけでいいのでしょうか?>
その通りです。より実感しやすい方法として、膝下にタオルを丸めて、力を容れ易い程度の高さの枕にして、それを押しつぶすようにすると力が入るのが、つかめると思います。力が入っているかどうかは、太ももや、ふくらはぎを触って見て硬くなっていればOKです。
もう一つの別の方法をご紹介しましょう。
ループエクササイズと言って、タオルのようなものを、端同士を縫い合わせて、直径が40センチ前後の輪を作ります。その中に両足をすねの部分まで入れてお互いの足で上下左右に引っ張り合うのです。これもセッティングと同じ効果が得られます。
<その時どのくらいの時間、力を入れていれば良いのでしょうか?>
一回3-5秒程度でゆっくり力を入れるとよいでしょう。力を抜く時間も充分に取る方がよいでしょう。10回やっても1分もかからないと思います。勿論同じ事を、1日のうち、暇を見ては、やる事は差し支えありませんが、毎日続ける事に、意味があり、時間を取りすぎると長続きしません。習慣に出来る位が妥当でしょう。
ラウンド後の疲労回復について筆者の経験から以下の如き方法をご紹介します。
自分の実体験を述べますが、運動後の入浴時に充分ストレッチをして、筋肉内の疲労物質をなるべく取り去るように心掛ける事が、疲労を後に蓄積させない一つの方法であると考えています。湯船にゆっくり使って、身体をあちこち動かす事は、大変気持ちのよいものです。人がいない時には、はたから見たら、「この人何してるの」といぶかられるような格好も敢えてします。その方が、身体の隅々の筋肉まで、ウォッシングすることになり、疲れがすっかり取れたような感じさえします。筋肉のポンプ作用の利用です。足とか、ふくらはぎが、第二の心臓と言われているように。この原理はEconomic Syndrome or Long Flight Syndromeの予防にもかなり役立つものと思います。 ゴルフ後の入浴をカラスの行水にしている人、ご一考あれ!
話がちょっとずれますが、筆者は、適度に無理をし、その後の充分な休養が、高齢者のアンチエージングのコツとの持論を持っています。この事につきましては、また改めて、言及したいと思っています。
ちなみに筆者はラウンドする時、原則歩きです。乗用カートにはなるべく乗らないようにしています。健康のためにゴルフをやっているのですから。