エコノミー症候群防止策―東北関東大震災の被災者の方たちの為に

先ほど、車の中で、NHK総合テレビ「あさイチ」で、今回の大震災の被災者の方々が、悩んでおられるエコノミー症候群についてのアドバイスを伺いました。
関連して是非とも付け加えて頂きたい事があります。
小生は、整形外科学会認定運動器リハビリテーション医の資格を持ち、体験的に、アンチエージングを研究している者です。
それは、筋肉の持つ特性を利用した方法です。
足やふくらはぎは第二の心臓と言われています。心臓は自律的なポンプ作用を持っておりますが、筋肉も同じ作用を発揮します。
それは、筋肉を硬くしたり、弛緩(緩めること。)させたりすることです。
専門用語で申しますと、アイソメトリック(等尺性運動-筋肉の長さを変えずに、作用させる運動)エクササイズと言いまして、普通の運動と違って、関節を動かさずに、力を入れたり抜いたりする事です。
こうする事により、体の心臓から、遠い部分の鬱滞した水分(血液・リンパ液など)を心臓に送り返すこととなり、血栓の発生を防ぐことと成ります。
この運動はどんなに狭い空間でも、出来るので、是非とも試して頂きたい方法です。
取り急ぎ、FAXさせて頂きました。
日本整形外科学会専門医 村田 久
追記
上記の方法は、水分摂取を前提とした方が、よりベターです。