名プレーヤーの腰つき
テレビで、リコー全英女子オープンの中継を見て閃いた。
不動悠理プロ・上田桃子プロ・クリスティーカー等のどっしりとした、アドレスの腰の構えである。共通している。ショット・パットとも同じである。
尻を突き出し、膝は僅かに曲がり、前傾姿勢を取っていても微動だにしない感じがする。
一見して、これから安定したショットが生まれてくる感じがする。
この安定した、アドレスは、どういうからくりなのかを人間工学的に分析してみる。
前傾した上半身とのバランスから、尻を後ろに突き出して、微調整をする事により、両足の踵でも、つま先でもない、土踏まずに重心が来るようになる。両下肢の内側(内転筋群)がしまり、ケツの穴を締めて、丹田(ヘソ下3寸で、下腹部の腹筋部分・身体の三次元的重心の存在するところで、いわゆるコアの中心部)に力が込められている感じである。
身体のコアが、安定固定されると、軸のぶれが、少なくなり、末梢の動きも効率が上がり、全体のパフォーマンスが、シンプルとなり、無駄がなくなる。
以上述べたことは、ゴルフスウィングの根幹に関わることだと思う。これから、はたから見て、「どっしり感」が感じられるようなアドレスに挑戦して行こうと思う。
皆さんにも、是非とも上に述べたような事を意識して追試して頂きたいものだ。