ゴルフスウィングの間について

〔ゴルフスウィングの間について〕
トーナメント翌々日の今日、テレビで、じっくりと3日目とファイナルの録画を見ての考察を述べて見たい。
野球でボールを近くのタージェットに、トスするときに、一瞬のタイミングの静止がある。あの感じである。その僅かな時間の中に、ダウンスウィングの反射回路の命令系統・実行筋骨格系の準備態勢がセットされる。ダウンスウィングの始動の時点で、理想的な筋肉の伸張が生じる。間を取らずに、早く打ってしまうと、折角バネが蓄えられたのに、撓んでしまって、バネ効果は半減し、又スウィングアークが狂ってくる為、ダフル事が多くなる。不動選手の場合、可也はっきりとメリハリをつけた間をとっている。ジョンミジョンのゆったりしたテンポの中にもそれなりの間がある。横峰さくらちゃんもあれだけオーバースウィングでありながら、しっかりと間がある。阿蘇プロもドライバーはいい間を取っている。やはり不動選手といつも一緒に練習をしている所為で、同じタイミングを身に付けているのかもしれない。諸見里プロには間がいまいち感じられない。やはり不動プロは、彼女はパッティングからドライバーまで間がある。好調時のタイミングが戻って来たと言うことか。
間は一瞬止まった様に見えるが切り返しの中で、間に相当するものを作っているプレーヤーもいる。それはクラブヘッドに近い部分身体の先端の方の部位がトップに近づいている間に、下半身の方はダウンスウィング方向へ動き始めているスウィングをするプレーヤーである。男子プロでテンポの速いプレーヤーに多い。ジャンボ・青木選手・倉本選手等はこのタイプではないだろうか。中島プロは間を取るタイプと思う。
いずれにしても、間にしろ、切り返しにしろゴルフスウィングの最重要ポイントの一つではないだろうか。 Mura-Q