テークバックの始動3態

この所肩甲骨の動きについて色々と考察を重ねているが、今回はテークバックの始動時に考えられる三つのパターンについて大別して見た。

TypeⅠ
肩甲骨は全然動かず、肩関節から先だけが動く所謂手打ちである。両上肢で形成される二等辺三角形が最初より崩れる為に再現性に乏しい。アマチュアが最も陥りやすいパターンであると思われる。

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TypeⅡ
前々回のブログ「アプローチの際の肩関節の使い方」の中でも述べたように身体は正面を向いたままで、両肩甲骨を可及的に二等辺三角形保持の意識を持持ち始動すべきと思われる。従ってインパクトでスクエアに戻した時の再現性が高い。アプローチに適した始動であろう。

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TypeⅢ
この動きは最初は肩甲骨は動かさずに途中或いは最後のトップ近くでようやく肩甲骨が動き始める。大きなスイングアークを作りやすいので、フルショットなどに適するものと思われる。

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